...今我が立てる処もまたその撰にもれぬ...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...私は大学に於ける課目の撰択は全部ア・ラ・カルト式にするが宜しいと考へて居る...
丘浅次郎 「落第と退校」
...檜の材はなかなか鑿や小刀を撰むもので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...杜撰(ずざん)な考証に対してもし識者の教えを受ける縁ともならば大幸である...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...これはごく簡単な覚え書きに過ぎなかったから内容は杜撰であるが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...新撰組の勢力とはちがうから...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...歌麿の絵本『百千鳥(ももちどり)』並に『虫撰(むしえらみ)』の如き即ち然り...
永井荷風 「江戸芸術論」
...この兼実の請を容れて弟子の安楽房に筆を執らせて著作をしたのが有名な「撰択集(せんじゃくしゅう)」である...
中里介山 「法然行伝」
...建久九年の春には法然から撰択集を授けられ...
中里介山 「法然行伝」
...いろいろな条件について出来得る限りの撰択(せんたく)をする...
夏目漱石 「創作家の態度」
...やるせない郷愁をなぐさめるよすがにこの店を撰んだわけである...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...倫理教科書は文部省撰とあり...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...衆経撰『雑譬喩(ぞうひゆ)経』に...
南方熊楠 「十二支考」
...日本医学史の医書目録に「続薬方分量考、岡田静宅撰、一巻、文化十年」がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...養嗣子霧渓撰の行状に至つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...唯其久しく之れ飢渇せしが為めに善き物と悪(あ)しき物とを撰ばずして之を呑噬(どんぜい)し終(つひ)に不消化不健康なる思想を蔓延せしめんことを憂ふ...
山路愛山 「凡神的唯心的傾向に就て」
...図々しさと撰ぶところない――...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...玄徳に仕えんとするのか」「良禽(りょうきん)は木を撰(えら)ぶ...
吉川英治 「三国志」
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