...とにかく相互の熱情熱愛に人畜の差別を撥無(はつむ)して...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...侵入者は反(かえ)って激烈なる反撥をうけ...
海野十三 「地球要塞」
...加ふるに伯の人格は藩閥の大勢力たる大久保利通の理想に適合せざりしを以て互ひに相反撥し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...僕たちを体ごと撥ね返すようなものが...
豊島与志雄 「失われた半身」
...それは本能的に私を反撥させるものを持っていた...
豊島与志雄 「常識」
...彼女の撥音は鮮かに冴えてくる...
豊島与志雄 「白木蓮」
...油(あぶら)が水(みづ)を反撥(はんぱつ)するのか遂(つひ)に溶(と)け合(あ)ふ機會(きくわい)が無(な)いのである...
長塚節 「土」
...太鼓(たいこ)が撥(ばち)と共(とも)にぽつさりと置(お)かれて悉皆(みんな)窮屈(きうくつ)な圍爐裏(ゐろり)の邊(あたり)に聚(あつま)つた...
長塚節 「土」
...その里の氏神祭も近づいて居るから太鼓のならしの撥音が毎夜毎夜響いて居る...
中村憲吉 「備後より」
...撥を畳に少し延びあがりて表を見おろせば...
樋口一葉 「にごりえ」
...果して隠れた撥条が見付かつた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...外へ飛び出して跡の戸を撥ね返したものと見える...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...彼の引き緊(しま)った肢体(したい)はいよいよ撥(はず)んでいるようであった...
本庄陸男 「石狩川」
...触れて来るあるものは撥(は)じきとばした...
本庄陸男 「石狩川」
...勤労する人々もいわゆるインテリに反撥する心...
宮本百合子 「明日をつくる力」
...鮎舟の一隅に積みかさねてあった苫(とま)を撥(は)ねのけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...源右衛門の槍の力に撥(は)ねられて...
吉川英治 「茶漬三略」
...指の撥(ばち)だこを見せて...
吉川英治 「松のや露八」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
