...眼を背くるの抽象は吾人の精神に搖籃の歌を唱ふの天使となるのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...媼は我臂を搖り動かして...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...爲替相場(かはせさうば)の動搖(どうえう)の爲(ため)に物價(ぶつか)が動搖(どうえう)することは...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...かぎりも波の搖蕩(たゆたひ)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...せきあぐる悲哀の曲の搖曳(ゆりびき)に...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...前山後山の翠微(すゐび)は絶えずその搖曳せる嵐氣(らんき)を送りて...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...白い雲霧は丁度深い水の底に澄んでゐる眞鯉の背の如き濃藍色をした聖ヶ岳の中腹を靜に搖曳してゐる...
近松秋江 「箱根の山々」
...即ち頭搖がして自ら胸に宣んし曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...要するに搖籃期の技術を以て國策上の要求を如何にして充足するかといふ點に製作者としては重大な考慮を要さねばならぬのであるがプレスの問題を中心に...
豊田喜一郎 「プレスの操作に手工業を加味」
...がた/\搖れながら進んで來ると...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...ほこりかも吹きあげたると見るまでに沖邊は闇し磯は白波眞白帆にいなさをうけて川尻ゆ潮の膨れにしきかへる舟いさりぶね眞帆掛けかへるさし潮の潮目搖る波ゆりのぼる見ゆ利根川の冬吐く水は冷たけれどかたへはぬるし潮目搖る波利根川は北風(かたま)いなさの吹き替へにむれてくだる帆つぎてのぼる帆滿潮河口に浸入すれば河水と相衝き小波を揚げて明に一線を畫す...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...二人は身を搖す振つて一時に笑ひさざめいた...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...その朝の出來事から動搖してきた...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...懷疑といふのは動かし難いものを搖り動かし(eversio)...
三木清 「認識論」
......
三好達治 「南窗集」
......
横瀬夜雨 「花守」
...透明な空氣を搖り動かして流れて來る...
横光利一 「榛名」
...雨に搖られながら咲きしだれてゐるのが見えた...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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