...電車の動揺するのにつれて...
芥川龍之介 「妖婆」
...微力なる私の土地解放で崩壊したり動揺する様な確信であるならば其の根柢が空虚なる為で決して充分に鞏固(きようこ)なるものでない証拠ではあるまいか...
有島武郎 「狩太農場の解放」
...観る者が一歩動くとその輪郭が忽ち動揺する...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...彼女の夢を揺するようなことはできないのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...之によって自然科学の真理そのものは少しも動揺するものではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...顎に腫瘍とかいうものができているんだそうです」再び私の気持は動揺する...
外村繁 「落日の光景」
...風があの枝を揺するときには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...トロミエスが美人連を代わる代わるぶらんこにのせて揺すると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鯨舟はこっぱのように動揺する...
中里介山 「大菩薩峠」
...動揺する電車の床にも...
原民喜 「美しき死の岸に」
...動揺する林を注意深く窺いいたり...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...その上に蕩揺する表情によって...
久生十蘭 「魔都」
...胸が大波のうねりを湛へて動揺するのを止め難かつた...
牧野信一 「創作生活にて」
...何に動揺することもなく長く留守(るす)の間を静かに待っていてくれた人を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...公の動かすべからざる制度習慣を動揺する私の心持(私的の理由はただ私的の決定権しかもたない)に従わせようとするのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その変化に従って動揺するからでなくて何であろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...甲斐は少なからず気持が動揺するのを感じた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...助殿……」肩を、かるく揺すると、「お...
吉川英治 「新書太閤記」
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