「揶」の意味
からかう
小説での「揶」の使い方
...外人に揶揄(やゆ)一番した...
泉鏡花 「婦系図」
...黒い帽子はさういふ彼を揶揄(やゆ)するやうに...
犬養健 「姉弟と新聞配達」
...叱責と、怒罵と、苛烈な揶揄とが、驚嘆すべき流暢さで、こもごも口をついて出るのだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...よく揶揄(からか)われたり何かして来た気象の剽軽(ひょうきん)な青柳の弟に当る男だと思うと...
徳田秋声 「あらくれ」
...酔つぱらひのお客に揶揄(からか)はれたり...
徳田秋声 「チビの魂」
...」と兄から揶揄されても...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...揶子酒のことを考えてみるがよい...
豊島与志雄 「「自然」」
...そのやさしい揶揄(からか)うような微笑を浮べながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あべこべに向うから揶揄(からか)われてることを感じた...
豊島与志雄 「反抗」
...それを若(わか)い衆(しゆ)が揶揄半分(からかひはんぶん)に道(みち)を開(ひら)いてやらうとしては遣(や)るまいとして騷(さわ)いだのであつた...
長塚節 「土」
...揶揄(からか)うように耳打ちした...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...成斎が鉄砲さんを揶揄(からか)えば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...わたしを揶揄(からか)うなんて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...揶揄(からか)うの...
森本薫 「華々しき一族」
...人間揶揄に出て來たのだらう...
吉川英治 「折々の記」
...お綱の揶揄(やゆ)がやや深刻にすぎたので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...調子に乗って揶揄(からか)いながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...少し笑いをさえ含んで揶揄的(やゆてき)に光っていた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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