「揚」の意味
上げる、高くする
小説での「揚」の使い方
...百人長は応揚(おうよう)に左手(ゆんで)を広げて遮りつつ...
泉鏡花 「海城発電」
...錨を揚げて海へ出て行くことを何よりも望んでいるものと...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...今宵の客を代表して鷹揚(おうよう)に謝辞を述べ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...実は暫く前から一般に日本に於て批判的精神が高揚して来たことの...
戸坂潤 「思想としての文学」
...でもそれは酔った揚句の間違いだから...
豊島与志雄 「白日夢」
...一人は鷹揚(おうよう)であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...若干の人家が炊烟(すいえん)を揚げている尋常一様の山間の一部落なのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...日常生活における科学的精神の発揚であって...
中谷宇吉郎 「科学と文化」
...それを荷揚するために...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...人間が一人プカプカ浮いたり沈んだりしているじゃありませんか」「…………」「二人がかりで引揚げてみると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...萎(しを)れ返るガラツ八を連れて神田の家へ引揚げて來た平次は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小紋の結構な羽織で」「谷中へ引揚げた時はそれを着ていなかったね」「ヘエ――」「それで解った...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...戌刻(いつゝ)(八時)前に離屋へ引揚げたさうですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お勝手の落しの揚(あ)げ蓋(ぶた)が曲って居たのへ足を乗せて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しかし元はやはり揚幕から出た考へであらうと思ふ...
正岡子規 「病牀六尺」
...花道の揚幕から尻の方から先に後向きになって出て来る段六...
三好十郎 「斬られの仙太」
...南かと思えば北に揚がり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いやが上にも気勢を揚げているものと観(み)られる...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
