...久美子にたいする控え目な慕情が...
梅崎春生 「Sの背中」
...あんまり控え目にばかりしているのもよし悪しですよ...
徳田秋声 「黴」
...光を(つつ)みて言(ことば)寡(すくな)に気もつかぬ体(てい)に控え目にしていれば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...平生どんなに控え目な人でも餘計なことを口走りはじめるものである...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...このことに関して彼女へ控え目な注意をよく与えた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...愛情の上での多少高ぶった控え目から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女が控え目な口をきいてるにもかかわらず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分はその控え目な習慣を脱することができない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同時に肌を隠すようでも現わすようでもある透明な不謹慎なかつ控え目な様を呈して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして万事が控え目であった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...彼は控え目がちで...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...小さな控え目な咳をしたりするのが何となく不自然な気がするのであった...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...女が控え目でなく自由になっていた事は...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...そしてこれまでただ美しいとばかり言われて、人形同様に思われていたお佐代さんは、繭(まゆ)を破って出た蛾(が)のように、その控え目な、内気な態度を脱却して、多勢(おおぜい)の若い書生たちの出入りする家で、天晴(あっぱ)れ地歩を占めた夫人になりおおせた...
森鴎外 「安井夫人」
...自分の欲望計画は控え目で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...言葉なども控え目に丁寧だったけれども...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...控え目にするとかえって怪しまれた...
柳田国男 「故郷七十年」
...控え目にしなくっちゃならないのよ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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