「掌」の意味
手のひら
小説での「掌」の使い方
...『何て物の解らない車掌だらう...
石川啄木 「我が最近の興味」
...あの大きな掌面(てのひら)をいくつもいくつも重ね合せて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...居士はたちまち筆硯(ひっけん)に鞅掌(おうしょう)する忙裡(ぼうり)の人となった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...不仕合せな人たちの方へしゃがんで掌を合せていた君太郎に促されて...
橘外男 「生不動」
...然らば他の乗客相手の取引で車掌に釣銭の出来るのを待つ外なしと観念して...
辰野九紫 「青バスの女」
...天が掌(つかさど)ってるから...
田中貢太郎 「北斗と南斗星」
...我昔所造諸惑業皆由無始貪瞋癡従身口意之所生一切我今皆懺悔 合掌ぐうたら手記□昼は働き夜は睡る...
種田山頭火 「其中日記」
...掌にすいつく紙は彼が考え出したもので...
豊島与志雄 「霧の中」
...そして彼女の掌をじっと握りしめた...
豊島与志雄 「生あらば」
...」と乗客の一人が車掌に尋ねた...
豊島与志雄 「微笑」
...その言葉と彼女の柔い掌とを感ずると...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...掌が空になると、水を取上げて、一息に飲んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...丁度そこへ來かゝつた老人が頻りに合掌して其瀧を拜んで居る...
長塚節 「佐渡が島」
...手が滑つて左の掌をきることもあるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこで、車掌は、私に食事をすることを薦(すゝ)めた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...掌の上の砂を指で撫でた...
山本周五郎 「青べか物語」
...彼の掌の上へ落ち込んで来た...
横光利一 「上海」
...掌(て)を指すように...
吉川英治 「新書太閤記」
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