...偶然の機會によつて再び俺の心を内に向はせてくれる「不思議な力」に感謝の情を捧げる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...するとこのバラバに金を捧げる者が続々と出て...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その恋を捧げるに値ひしてゐないと言ふのか...
田山録弥 「赤い鳥居」
...一身を君国に捧げるのは必ずしも官吏に限ったことではない筈だ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...順次に正夫の前に捧げる...
豊島与志雄 「囚われ人」
...お松からの手紙を取り出して恭(うやうや)しく駒井に捧げる...
中里介山 「大菩薩峠」
...能楽芸術は虚偽の芸術でない……詩の魂が祈祷を捧げる聖殿である...
野口米次郎 「能楽論」
...これでお前も戦勲を父に捧げることができるというものじゃ...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...信仰のために身を捧げることはまずないという意味です」と...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...必要なら命も捧げるよ」第三章 ホレイス・メイフィールド伝統にならい敷布を取り除くと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...各人は心身の全部を挙げてその友に捧げるのであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...母に捧げる歌もあった...
山之口貘 「酒友列伝」
...金で足りることなら太橋の家の土台石まで捧げるつもりになれ...
山本周五郎 「新潮記」
...さて私があなたに手紙を捧げる事を敢(あへ)てする理由は...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...うぬから先に血まつりに捧げるぞ」「一死...
吉川英治 「新書太閤記」
...眼の前に捧げる弓を...
吉川英治 「新書太閤記」
...紙燭(ししょく)を捧げる...
吉川英治 「親鸞」
...朝廷へ捧げるための――「念仏停止奏請(ねんぶつちょうじそうせい)」の訴文(そぶん)も認(したた)めて...
吉川英治 「親鸞」
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