...』多吉は物を捜すやうに皆を見廻した...
石川啄木 「道」
...出来そこないぐらいのものさ! 心変りのしない女を捜すぐらいなら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...昔の夢のありかを捜すような思いがするのである...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...そのカッパードシヤを書こうとしてチョークを捜すために抽斗を明けると...
夏目漱石 「模倣と独立」
...刃が横を向いて平に入っているだろう」「フム」「合図でお千勢を呼出せる人間――お千勢に抱き付かれるほど仲の好い人間を捜すんだ」「フーム」「合図は矢取女たちが知ってるに違いない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...城弾三郎の下手人を捜すのがいやになります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「いや捜すのは待ってくれ」私は懸命な声を出して友を止めた...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...捜すことはあきらめなくてはならないのではないか...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...捜すのはお前達の責任だぞと来た...
三好十郎 「おスミの持参金」
...お秋 だつて、あんたんとこ、杉山さん、知らなかつた筈ぢやないの?町田 あの男には、そんな事捜す位、何でも無いんだ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...宵(よい)にいた所の敷き物の下などをさりげなく大将は捜すのであるが見つからなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...捜すだけは捜す――...
室生犀星 「みずうみ」
...だが捜すのも待つのも駄目ですから...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...こっちから捜すとなると...
山本周五郎 「日本婦道記」
...おらは小坂のほうを捜す...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...地を捜すための旅に出た...
吉川英治 「江戸三国志」
...「これから捜すわけですが...
吉川英治 「私本太平記」
...木賃宿(きちんやど)でも捜すつもりだったが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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