...内部には果して一挺(いっちょう)のピストルが入っていた...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...レッドルース老人に装弾した銃を三四挺と身を護るための敷蒲団(マットレス)を一枚与えて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...採るには金挺のようなものがいる...
田畑修一郎 「栄螺」
...同じやつがまだ一挺ある...
中里介山 「大菩薩峠」
...私等家(わたしらぢ)のおとつつあは道具(だうぐ)つちと酷(ひど)く怒(おこ)んですから」「草刈鎌(くさかりがま)の一挺(ちやう)や二挺(ちやう)お前(まへ)どうするもんぢやない...
長塚節 「土」
...ヴァイオリンも三挺くらいになると下手でも聞かれるものですね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...彼は年老りの信者から一挺の太鼓を借り受け...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...十文字に襷をかけて挺身隊にゐたといふことを...
原民喜 「永遠のみどり」
...十挺から、それ以上もの、ピカピカ光る大鎌の一致した動き、整然と列になつて倒れる草の音、或は友に逢へるが如く喜ばしげに、或は別離の如く悲しげに、相間々々に歌ひ出される刈手の唄、静かな明朗な夕べ――それがまた、何といふ夕べだらう! 何と奔放で、すがすがしい大気だらう! その時、万象(ものみな)がよみがへる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...うまくいくときはこんなものですよ」「銃五百挺(ちょう)...
山本周五郎 「新潮記」
...握りの深い切出小刀(きりだし)を一挺探り出して...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...空が、赤いが」「ほんとに、火事のようですぜ」「どこ?」「さあ」「ちょっと、駕籠から降ろしておくれ」鶯橋の崖坂を下に見て、ちょうどその頃、二挺の駕籠が、女の客をふたり、降ろしていた...
吉川英治 「大岡越前」
...五百挺(ちょう)の鉄砲組をならべ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――この一挺は、そちに取っても、それが成就するか否かの、大事な試作であろうが」「はい……」「悪人とはいえ、天蔵も身内の一人、犬死さすより、せめて鉄砲の試しにでも、役立たせてやれば、幾分でも世の多足(たそく)になろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...五百挺の数しかないのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...二挺(ちょう)の斧を両手につかう達人だし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...剃刀を一挺(ちょう)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...駕(かご)を二挺(ちょう)...
吉川英治 「夕顔の門」
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