...いづれも額になつて挂(か)かつてゐる...
芥川龍之介 「東京小品」
...銅版畫を挂(か)けつらねたる技藝品鋪の前には...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...然れども現内閣は彼の藏遞兩相の挂冠と共に一層政黨内閣たる旗幟鮮明となり今や議會に一の政友會を率ゐたるのみにて嘗ては其庇護を受けし山縣桂等の徒黨と勇敢なる政戰を開始したり...
石川啄木 「雲間寸觀」
...蔵逓両相が挂冠したといふ外に...
石川啄木 「雪中行」
...終に欧化政策の張本人としての責を引いて挂冠したが...
内田魯庵 「四十年前」
...その中間になった処にも何かの神の像を画いた物を挂けてあった...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...即時而真 当相即道生々如々春有百花秋有月夏有涼風冬有雪若無閑事挂心頭便是人間好時節七月一日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...そうかと思うと蜀黍の垣根の蔭に棍棒へ手を挂けて立って居る犬殺がまざまざと目に見える...
長塚節 「太十と其犬」
...東國に生長して宮角力などに能く造られた二間梯子を挂ける棧敷ばかりを棧敷と思つた目には一寸異樣に感ぜられた...
長塚節 「菜の花」
...萠黄の法被を着た老人が後から長柄の傘をさし挂けて居る...
長塚節 「菜の花」
...だからさういふ人間から親しい言葉を挂けられるといふことが彼等には満足なのである...
長塚節 「隣室の客」
...おいよさんは私の下駄を洗つて軒下へ干してそれから例の如く針仕事に挂つた...
長塚節 「隣室の客」
...一日空の模様がよくなり挂けたので私はすぐに散歩に出た...
長塚節 「隣室の客」
...私は鬱陶しい宿の退屈に堪へないので思ひ切つて雨の中をそこからでは遠くもないといふ炭坑を見に出挂けた...
長塚節 「隣室の客」
...女も凝然と腰挂けた儘いつまでも俯伏して居た...
長塚節 「隣室の客」
...前者の三四は「壁挂唐碑幅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし此記には漏挂(ろうくわい)の憾があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...孫子曰く地形通ずる者あり挂(か)かる者あり支(ささ)うる者あり隘(あい)なる者あり険なる者あり遠き者あり孫子の地形篇が机の上にひらかれていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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