...しばらく腕(うで)を拱(こまね)いてぼんやり考(かんが)え込(こ)んでいるより外(ほか)に道(みち)がなかった...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...腕をば拱(こまぬ)きて...
石川啄木 「詩」
...その向うには眞面目な顏をして手を拱いて坐つてゐる父の姿が見え...
田山花袋 「道綱の母」
...一度オデオンの拱廊(きょうろう)の下で新聞を読んでいました時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...また書斎へ引き揚げた主人は再び拱手(きょうしゅ)して下(しも)のように考え始めた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...平次は腕を拱(こまぬ)いて考えました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銭形平次は腕を拱(こまぬ)いて考えているところでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...深々と手を拱(こまぬ)いて考え込みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この時初めて腕を拱(こまぬ)きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...このとき初めて腕を拱(こまぬ)きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...座敷へ戻って腕を拱(こまぬ)いて考えていたが...
久生十蘭 「湖畔」
...何をそんなにこの私をからかひなさるんで?ええ何を、何を?さういつて、ぼろぼろと苦い涙をこぼしながら、手を拱ぬいた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...腕(うで)を拱(く)み...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...腕拱(うでぐ)みをしているのだった...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...腕拱(うでぐ)みして...
吉川英治 「新書太閤記」
...眼をふさいで、腕を拱(く)む...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...そこにもう一つの拱道が口を開けていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...』そこで水夫はドリアンを拱道から出して...
渡辺温 「絵姿」
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