...皆彼が此直線的の行動に拠る所なくンばあらず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...常例に拠るとそこですぐ横になって鼾(いびき)をかくんだが...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...而して存ると存らざるとは磐に拠ると拠らざるとに因るとのことである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...病症不明にして治療に於けるも拠るべき処なしと...
関寛 「関牧塲創業記事」
...彫刻様式もほぼ仏像に拠る手法で造られている...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...彼の話に拠ると、新妻となるべき婦人も彼と同じく、家庭的には、孤独な、不幸な女であるらしかった...
辰野隆 「感傷主義」
...何等拠るべきものがないのである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...外より圧迫するに拠る...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...斯(かく)の如き日本の婦女日常の動作を描かんとするや筆力を主とする簡勁(かんけい)なる手法にのみ拠るべきものならず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...同書に拠るとマレー半島には飼犬また蛙が虎の元祖だったという未開民がある...
南方熊楠 「十二支考」
...一八九八年版ハーチングの『熟兎篇(ゼ・ラビット)』に拠ると原(も)と熟兎はスペイン辺に産しギリシアやイタリアやその東方になかった...
南方熊楠 「十二支考」
...この二書に拠るに蜈蚣鯨を満足に記載したは...
南方熊楠 「十二支考」
...六世内記方守(ないきはうしゆ)は系図に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京水の自記に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家譜に拠るに「六月廿五日」生で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その拠る処を明(あきらか)にしがたい...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...詩人的な直感と情熱に拠るというところがみえる...
山本周五郎 「新潮記」
...彼らの話に拠ると...
横光利一 「南北」
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