...艤(ふなよそひ)せる羅刹(らせつ)の罪あるものを拉(ひ)き去るあたりは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...拉(ひ)き來りしは六つ七つばかりの猶太人の童なりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...片腕8・31(夕)虎列拉(コレラ)が流行(はや)り出した為め大阪名物の一つ...
薄田泣菫 「茶話」
...何ともいえない辛(つら)い思いに胸を拉(ひし)がれながら...
近松秋江 「狂乱」
...その求める瞬間に面前に拉(らっ)しきたるからこそである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...それをもっと現実に拉(らっ)して...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...ハーモニーを拉(らっ)しきたって...
中井正一 「美学入門」
...いやおうなしに江戸へ拉(らっ)し去られてしまったではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼を拉(らっ)してずんずん先へ進んだ...
夏目漱石 「明暗」
...九歳の時に裏山に拉(つ)れこまれた...
室生犀星 「神のない子」
...」お俊はそう言ってきよ子を土手の上へ拉(つ)れてくるのだが...
室生犀星 「童話」
...凹巷を拉して京都に遊んだのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...井上君拉甸(ラテン)語...
山路愛山 「明治文学史」
...換言致しますれば、一切の人間の心理遺伝は、その近い先祖たちの各個人個人の特徴をあらわすと同時に、ずっと大昔の野蛮未開時代に、各方面から入れ混(まじ)って来た、各人種の心理的特徴をも、併せて現わしておりますので、一口に日本と申しましても、その骨相と性格の中には、蒙古(もうこ)、印度(インド)、馬来(マレイ)、猶太(ユダヤ)、拉甸(ラテン)、アイヌ、スラブ等の各民族の風采と性格が、切っても切れない因果関係をもって結ばり合つつその人間の特徴を作り出しているので御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...トムはすぐに別室へ拉(らっ)し去られた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...けれど史中の人物を巧妙自在に拉(らっ)して活躍させ...
吉川英治 「三国志」
...そのうち逃げ遅れた者を兵が拉(らっ)して来ると...
吉川英治 「三国志」
...その機鋒を拉(ひし)がんか...
吉川英治 「三国志」
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