...しかし経験のある栽培家は思ひもかけぬほど遠い所へ顔を出して居る芽を択ぶのである...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...憚りながら嬢様の聟君(むこぎみ)を択ぶ権は俺にあるんだ...
内田魯庵 「犬物語」
...三津子を犯人に択ぶには物足りなさがあったのである...
海野十三 「地獄の使者」
...君がいい名称を択ぶんだよ」「うん...
海野十三 「地球発狂事件」
...われらが掛け軸を択ぶのに時代や「さび」を珍重する理由はここにあるので...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...ウポポなるものを択ぶ...
知里真志保 「アイヌ族の俚謡」
...吾々はこれとは反対の道を択ぶことを約束した...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...読書見聞も亦択ぶ処なからざるべからず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...」男はかう云つて其次の詞を択ぶやうな様子をしてしばらく眼をとぢて居たが...
平出修 「計画」
...つまり石ころと何の択ぶところがない...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...釣は敏捷(びんしょう)なる針を択ぶことと餌を惜しまぬこととにありと...
正岡子規 「病牀六尺」
...若い女は自ら良人を択ぶの能力がないものと覚悟しているのが一番です...
村井弦斎 「食道楽」
...自分で釣ってみると鮎を択ぶ事が巧者になって容易なものは料理に使えません...
村井弦斎 「食道楽」
...自然と注意して食物を択ぶようになります...
村井弦斎 「食道楽」
...玉子の良否(よしあし)を択ぶのは必要な事ですが日本人は平生(へいぜい)食物問題に不注意だから玉子屋が善(よ)いのも悪いのも皆(み)んな混(ま)ぜて売っていますし...
村井弦斎 「食道楽」
...お国の木戸にいたお爺さんと択ぶことなしである...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...臣君を択ぶというようになっていたと見えて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...十二天と小港の何れを択ぶべきかと相談した...
渡辺温 「ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
