...なんと脳味噌が抜きとられて頭の中は空っぽだ...
大阪圭吉 「三狂人」
...「フリントは水夫のポケットから物を抜き取るような人間じゃなかったし...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...一般の思想家の水準を抜き得る一応の思想家だと云ってもいい...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...新聞の切抜きも、一枚の紙に一テーマをはりつける法で、すでに鉄のファイルに二十七箱、ずらりと並んで人々の利用に供しており、三宅坂の元参謀本部跡の分室の閲覧室の一つの偉観となっているのである...
中井正一 「国会図書館のこのごろ」
...十のものなら七までは先生の出し抜きが悪いかも知れないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここには天下選抜きの壮士が...
中里介山 「大菩薩峠」
...お蔭で素っ破抜きに始まった大喧嘩も流れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次を抜き討ちにやっつけたかも知れません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もののはずみで短刀を抜きはしたものの...
火野葦平 「花と龍」
...あの人は封筒の中から一々中味を抜きとって...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...ぶち抜きをやるくらゐの足はかなりひどく病勢の進んだ足で...
北條民雄 「癩院記録」
...膝の上にひろげた書き抜きに...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...5以上のようなリクツめいた事を全部抜きにして...
三好十郎 「恐怖の季節」
...冗談は抜きにして峠越えのない旅行は...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...そのとき主計が吉川へ抜き打ちをかけた...
山本周五郎 「失蝶記」
...呼びかけられて抜き合せるかたちだけはみせたが...
山本周五郎 「新潮記」
...アメシストの指環を抜きとった...
横光利一 「上海」
...素抜きに持った左剣の小刀...
吉川英治 「剣難女難」
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