...ダイヤモンドを二握りも抄ひ取り...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...尤(もっと)も、こゝに一つ書き洩らしてならないことは、十訓抄に依ると、侍従の君は本来平中の女であったのを、これも時平が邪魔をして横取りをした、と云うことになっている...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...歌学者としても一隻眼を具へ八雲御抄の著があつて当時の大宗匠定家にさへ承服しない見識が見えてゐて...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...和名集〔牧野いう、集は抄〕云、本草云、売子木(和名賀波知佐乃木)此も此木の事にやと解し、また山萵苣は木なるを此処に置は萵苣の名に依てか、例せば和名集〔牧野いう、集は抄〕に蕣を蓮類に入れたるが如しとも述べている...
牧野富太郎 「植物記」
...この点においてあくまで強情なることは『去来抄』にも見えたり...
正岡子規 「俳諧大要」
...『算法闕疑抄』は礒村吉徳が万治三年(一六六〇)に著わすところ...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...『夫木集抄』三)...
南方熊楠 「十二支考」
...『体源抄』十巻練習事条に少(ちいさ)御前が歌はカワラケ音にて非愛にヒタタケて誠の悪音なり...
南方熊楠 「十二支考」
...鼠を三疋炙って食わばどんな寝小便でもやまるという(『ノーツ・エンド・キーリス抄記』一六四一頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...これも当時尚古版本若くは古抄本を得べき望が多少あつたことであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...金匱私講抄録(きんきしかうせうろく)卒業...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『直舎(ちょくしゃ)伝記抄』八冊は今富士川游君が蔵している...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『倭名抄』その他の名彙(めいい)にはツシタマ...
柳田国男 「海上の道」
...『春琴抄』における眼を突く時間の早さについてうんぬんしたのも...
横光利一 「作家の生活」
...ヌエは内衣嚢(うちがくし)から白耳義(ベルジツク)の雑誌に載つた自分の詩の六頁(ペイジ)折(をり)の抄本を出して之(これ)を読んで呉(く)れと云つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...抄録の文書と共に著(あら)わされたものに違いなかろう...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ここに『東征伝』を抄録する...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ここでもまた春曙抄本が八日の描写の終わりにおいてちょうど紙の終わりになっていたと考えねばならぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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