「払暁」の意味
夜が明ける直前の時間
「払暁」の例文(場面別)
- 文学・詩歌払暁の空に、かすかに星がまたたいていた。
- 歴史・時代小説武士たちは払暁に出発し、敵陣に向かった。
- ニュース・報道払暁の地震により、沿岸部に津波警報が発令された。
小説での「払暁」の使い方
...払暁に家を出発する...
...払暁の散歩はとても気持ちがいい...
...思わず払暁まで仕事に没頭してしまった...
...払暁に宇宙から地球を見る...
...払暁に車でドライブするのが好きだ...
...この払暁(ふつぎょう)...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...「昨二十二日払暁...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...………払暁マデ僕ハ一睡モシナカッタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...払暁(ふつぎょう)より出発していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...払暁(ふつぎょう)の荒涼たる微明のうちに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼は、マターファ鎮圧の命を受け、明朝払暁、マノノへ向けて出航すると...
中島敦 「光と風と夢」
...払暁にいたるまでつづけられた...
蜷川新 「天皇」
...初鰹を祝ってやるべえ」払暁(ふつぎょう)の薄い朱鷺色(ときいろ)を背にうけて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...払暁前のような曖昧なようすをしていた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...ぼんやりとした払暁の乳白色が流れこんできた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...払暁(ふつぎょう)マダ暗い中に中津の城下に引返して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...払暁(ふつぎょう)海岸通りを見廻っていた観音崎署の一刑事は...
牧逸馬 「上海された男」
...鑑子さんの旦那さまは一昨二十日払暁没しました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...陳が払暁に咸宜観から出るのを認めたことがある...
森鴎外 「魚玄機」
...もうお互いの面には払暁(ふつぎょう)の薄明りが見られていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...払暁(ふつぎょう)から午(ひる)まえの二刻(ふたとき)ばかりにわたる合戦中に...
吉川英治 「新書太閤記」
...六月、信長逝き、中旬、山崎に戦い、七月、清洲に会し、下旬、長浜を撤去(てっきょ)し、家族を姫路に移し、八月、宝寺城の工を起し――この間、京都政治所と山崎とのあいだを隔日に往来しつつ、朝(あした)に禁闕(きんけつ)に伏し、昼に市井を巡察し、夕べに庶政(しょせい)を見、答使(とうし)を発し、賓客を迎え、夜半の燈下に遠国の文書を閲し、払暁、部下の訴えに裁決を与えて、飯を噛み噛み一鞭またどこかへ出かけてゆくというような毎日だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...城山が落ちたのは九月二十四日の払暁であつた...
吉田絃二郎 「八月の霧島」
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