...お末は母が可なり手厳しく兄にやられるのを胸の中で快(こゝろよ)く思つた事もあつた...
有島武郎 「お末の死」
...手厳しく譴(たしな)めてやることがある...
石川啄木 「足跡」
...独乙(ドイツ)では犬も博士の肩書がありますと嬢様は手厳しく仰しやつた...
内田魯庵 「犬物語」
...自分の指図に従はないものは手厳しく遣(や)つ付(つ)けるので名高い男だつた...
薄田泣菫 「茶話」
...市中取締が手厳しくなろう...
直木三十五 「南国太平記」
...昨夜どこへ伴(つ)れ込んだんだ」平次は手厳しく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...清左衛門に手厳しくやられて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それを文士モラル問題として、手厳しく、というより致命的にやっつけたのが、『早稲田(わせだ)文学』だった...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...政府ももっと手厳しくやりァいいんだ...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...彼の劇がマルクス主義批評家によつて手厳しく批難され...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...まさか私の数少ない財産である誇りも捨てろとでも」弁護士のカーバー所長がわざと手厳しく反論した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...やっぱり手厳しく女房に反対された...
正岡容 「小説 圓朝」
...二に恩を施し他は一切手厳しく扱う事もある...
南方熊楠 「十二支考」
...手厳しく戒めたが一方も商売...
山本笑月 「明治世相百話」
...一々青年を呼びつけて手厳しく調べてみると...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...……といったような言葉を日に増し手厳しく実行に移して来た...
夢野久作 「巡査辞職」
...これ程手厳しく一パイ喰わされた事は未だ曾てない...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...手厳しく懲(こ)らしめている吉宗は...
吉川英治 「江戸三国志」
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