...手ぶらで柳橋の館――いや館は上方――何とか家(や)へ推参する...
泉鏡花 「遺稿」
...それが今囘殆ど手ぶらで歸つて來たのであるから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...手ぶらで悠々と城門から歩いて出る...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...翌日の午後になって手ぶらで帰ってきた...
田畑修一郎 「石ころ路」
...手ぶらで帰るのを見て...
豊島与志雄 「悪魔の宝」
...手ぶらでも行けないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...三十五おやおやと見ているうちに、頭にいただく鍋釜は穴の中に安置して置いたと覚しく、手ぶらで、第一公式のお菰をひらつかせて、のっしのっしと這い出して来たが、ドコへ行くかと見ると、橋杭(はしぐい)の太いのにとっつかまり、それを、なかなかの手練で攀(よ)じ上って、橋の上へ出ようとする...
中里介山 「大菩薩峠」
...先頭は手ぶらで次は一升徳利を三人めは鯉(こい)のいきづくりの鉢を四人めは鶴亀の島台を捧げて...
服部之総 「加波山」
...順一は手ぶらで五日市町の方へ出向くことはなく...
原民喜 「壊滅の序曲」
...やがて戻り、持って来た情報によれば、大将と伯爵夫人は既に出発しており、実際どう見てもホテルに滞在する風でなく、手ぶらで来館し、当ロイヤルパレスホテルが大のお気に入りとかで、たった一晩だけ泊まり、朝パリに出発する予定だったという...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...手ぶらで帰ったら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...とぼ/\と手ぶらで引あげて行つた折の姿は...
牧野信一 「鬼涙村」
...手ぶらでゐられた...
室生犀星 「帆の世界」
...毎日手ぶらで帰って来た...
山之口貘 「野宿」
...手ぶらで並んでてどうするつもりかさ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...養母がそれを持たずに手ぶらでは帰れぬ事になっております」「ふーむ...
吉川英治 「醤油仏」
...ゆうべおそく手ぶらで帰ってきやがった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...手ぶらで還(かえ)るんだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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