...かくのごとく鉱業者一人を法律の外において我がまま跋扈をさせるということは...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...今後は私慾主義の跋扈するに随ひ...
丘浅次郎 「人類の将来」
...鑛業人の跋扈は總ての社會を亂して他の工業の發達をも妨げると云ふ事...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...彼等の跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)ぶりは一向改まる様子もなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...而(しこう)して彼が社会に馳駆(ちく)したるは嘉永四年侯駕(こうが)に扈(こ)して江戸に赴(おもむ)きたるより以来...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...細川の下に三好といふ風に順々に下の者が跋扈して行くといふやうな...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...そんなものが跋扈するはずがない...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...けれども日本のいちごは畑につくつて食卓に上すやうに仕組まれぬから遂に西洋種ばかり跋扈(ばっこ)するのだ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...わが邦にも狐狸を取り尽くして兎跋扈(ばっこ)を極め農民困(くる)しむ事しばしばあるが熟兎の蕃殖はまた格別なもので...
南方熊楠 「十二支考」
...胃腸跋扈(ばっこ)して腹中の天地を横領するかなアハハ...
村井弦斎 「食道楽」
...五月九日に棠軒は阿部正教(まさのり)に扈随して福山に赴くことを命ぜられ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十二月二十四日に棠軒は正方に扈随して福山を発し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...郭(かくし)は先ごろ自分の兵が御車の上や扈従(こじゅう)の宮人たちの手から...
吉川英治 「三国志」
...もちろん扈従(こじゅう)の臣や公卿などはけっこうはしゃいでひきあげたが...
吉川英治 「私本太平記」
...枕をならべて討死した扈従(こじゅう)の面々の骸(むくろ)をあわれと見やりながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...――扈家荘(こかそう)の一丈青という女郎(めろう)には...
吉川英治 「新・水滸伝」
...国々をさまよっていた将軍義昭(よしあき)に扈従(こじゅう)して...
吉川英治 「日本名婦伝」
...亡び去った」扈従(こじゅう)の臣も...
吉川英治 「源頼朝」
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