...彼の母は早くから郷里へ歸るといふ意見だつたが、病人は何うしても東京を去る氣が無く、去るにしても、房州か、鎌倉、茅ヶ崎邊へ行つて一年も保養したいやうな事ばかり言つてゐたといふ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...更に外房州の海岸から外へ六七十キロの海上を点々と綴(つづ)り...
海野十三 「空襲下の日本」
...曾て房州に放浪して...
大町桂月 「房州紀行」
...房州あたりの漁師まちの感じである...
太宰治 「佐渡」
...生れは房州の者でございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...房州はどちらでいらっしゃいます」「房州は洲崎(すのさき)じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...房州で駒井甚三郎の厄介になっていたことを逐一(ちくいち)物語ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...このまま房州へ舞い戻ろうものなら...
中里介山 「大菩薩峠」
...最も近い室の房州出の船頭の二人が眉をひそめると...
中里介山 「大菩薩峠」
...小六が房州から帰って...
夏目漱石 「門」
...牛込見附外の大場石見といふのは安祥(あんしやう)旗本の押しも押されもせぬ家柄ですが、房州の所領に、苛斂誅求(かれんちうきう)の訴へがあつた爲に、若年寄から東照宮の御墨附(おすみつき)――大場家の家寶ともいふべき品――を召上げられ、長い間留め置かれましたが、領地の騷ぎも納まつたので、一と先づ下げ渡されることになつたのはツイ昨日の事...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前の生れは?」「房州でございます」「親兄弟はあるのか」「兄夫婦が百姓をしておりますが――」あまり事件と縁のない訊問に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この外房州は裏日本よりも豪快な景色である...
林芙美子 「新版 放浪記」
...何もかも事足りなくて、あんなに憧憬れていた裏日本の秋も見る事が出来なかったが、此外房州は、裏日本よりも大まかな気がする...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...房州(ぼうしゅう)鋸山(のこぎりやま)とか何処(どこ)とかに居た佐幕党の人を長崎丸に乗せて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...房州の白浜へ行って海女のひとたちが海へ潜って働くのや天草とりに働く姿を見たことがあった...
宮本百合子 「漁村の婦人の生活」
...枇杷(びわ)の方は有名な房州南無谷(なむや)の白枇杷だし...
村井弦斎 「食道楽」
...房州から来る押送りの魚船など...
山本笑月 「明治世相百話」
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