「戻」の意味
元の場所や状態に帰ること
小説での「戻」の使い方
...すると今までは灼熱した地球から出る粒子のために押戻されていた近所の他の渦からの粒子が押寄せてくる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ずしずしずしと小戻りして...
泉鏡花 「怨霊借用」
...財布が戻ってきたことだけでも不破は大喜びして...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...僕を元の世の中へ戻してくれると約束した...
海野十三 「海底都市」
...東亜細亜(アジア)に於ては日本政府の意に戻(もと)って如何(いか)なる強国も我儘(わがまま)をやることは出来ないというだけの点には...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...『ほ――』『………………?』私は通り過ぎたのをまた二三歩戻つて来ました...
田山録弥 「一少女」
...また他の道を戻って来る...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...発行僅か一ヵ月にして会は又もやその発行を自らの手に取戻す他なかったのである...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...彼らの哲学なんかはその喉(のど)の中につき戻すがいいのだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...またここへ戻って来い...
久生十蘭 「魔都」
...しまひから見て元へ戻ったので...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もう一回戻って来て」とジェシが息せき切って頼んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...金をがっぽりせしめようとしている」レックミア侍従が驚きから正気を取り戻して...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...机の所へ小鼠(こねずみ)のやうに走り戻つて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...「おやっ? ……」「あっ……」とお蝶はあわてて地袋の中へそれを戻して...
吉川英治 「江戸三国志」
...やがて座敷へ戻って来ると...
吉川英治 「魚紋」
...あの姜維を味方に取り戻せば...
吉川英治 「三国志」
...むなしく戻って来たわけを...
吉川英治 「新・水滸伝」
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