...これにても月は招きつべかりけり」と戯れる大君の才までが...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...罪の道伴(みちづ)れとなった不運の宗一の可憐な写真や薄命の遺子の無邪気に遊び戯れるのを見ては誰しも涙ぐまずにはいられなかった...
内田魯庵 「最後の大杉」
...花とともに飲み、共に食らい、共に歌い、共に踊り、共に戯れる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...また雨に戯れるに余念がないのです...
薄田淳介 「若葉の雨」
...今ではもうコゼットも笑い戯れるようになっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...兎の戯れるやうに左右の手が鞠のうへにぴよんぴよんと躍つて円くあいた唇のおくからぴやぴやした声がまろびでる...
中勘助 「銀の匙」
...一月あまりの間一晩も男に戯れる折がなかった...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...或いは飯盛に戯れる等の罪悪数うるに遑(いとま)がない...
中里介山 「大菩薩峠」
...戯れる気持からそんな動作を長引かせ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...マスクを除つた看護婦たちが嬉々として戯れるさまを...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...大勢の若い娘たちが生の悦(よろこ)びに充(み)ち溢(あふ)れながら遊び戯れる光景を...
堀辰雄 「晩夏」
...当時三歳の僕の幼児が「キヤッキヤッと群がる悪童と遊び戯れる」筈がない...
牧野信一 「S・I生へ」
...何か戯れるところが書いてある小説を読み――漸く中途まで我慢したが...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...右往左往に遊び戯れるのを...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...どちらが正しく適中するかを競争したりしながら戯れるのを常とした...
横光利一 「馬車」
...柔かな鳴海(なるみ)絞りの袂(たもと)を軽(かろ)く拡げて戯れる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...白々と戯れる雪の斑(ふ)が...
吉川英治 「私本太平記」
...女子(おなご)はおすきでござりまするか」畏る畏る戯れると...
吉川英治 「新書太閤記」
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