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饗庭篁村 「木曾道中記」
...我物とせではおかじ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...賊は折角我物とした文代さんを...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...我物顔にふるまっているわけがない...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...今まで何んの彼のと我物顔に民衆芸術を説いていた人達には...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...此のやうな美しく貴重な自然を勝手自在に我物同樣に使用し時には濫費してもいゝと云ふ...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...じみな凝った日本服のあなたを我物のように抱いて...
豊島与志雄 「常識」
...その以前、関東名代(なだい)の弥次郎兵衛、喜多八両名士が、聯合軍を組織して西国へ乗込んだ時の如きも、大阪方に於ては、弥次と喜多とを、このまま無事にやり過ごしては、未来永劫、大阪の名折れになる、海道を我物面に、横暴にのさばり返って西上して来る弥次と喜多との聯合軍に、眼にもの見せてやらなければ、大阪の名折れである――そういうところから義憤を起して、大阪を代表して、立ちもし、立たせもしたところの豪傑が、河内屋太郎兵衛、一名を河太郎という人物でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...我物顏に帳場に坐つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何處の親類で?」「曾我物語といふ本に書いてある話だよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ところせましと我物顔に跳ね廻っている...
久生十蘭 「魔都」
...我物でないかと思えば縁(ふち)の欠けた火入まで気色(きしょく)に障わる...
二葉亭四迷 「浮雲」
...早速此持重説(じちょうせつ)を我物にして了って...
二葉亭四迷 「平凡」
...『松屋筆記』六三に「『曾我物語』など狐を野干とする事多し...
南方熊楠 「十二支考」
...『類聚名物考(るいじゅめいぶつこう)』四十に『異本曾我物語』に「この虎と申す遊君は母は元来平塚の者なり...
南方熊楠 「十二支考」
...『曾我物語』に、仁田忠常が頼朝の眼前で仕留めた「幾年経るとも知らざる猪がふしくさかく十六付きたるが」とは誤写で、何とも知れがたいが、多分何かの木が生えていたとあったのかと思う...
南方熊楠 「十二支考」
...サフランを我物としたのはこの時である...
森鴎外 「サフラン」
...「曾我物語」が得意で御前講演の栄を得た...
山本笑月 「明治世相百話」
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