...何らかの成心をもっていてはいけない...
石川啄木 「弓町より」
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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...初めは無論何の成心があった訳ではなかった...
江戸川乱歩 「心理試験」
...これは美しく作るという成心を作者が持ち易いためではないかと思う...
高村光太郎 「自作肖像漫談」
...初から神は人なりというような臆見成心を有っていて...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...批評でも書いてみようという成心を持っていない...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...初めから批評の結論を仮定するような成心を以てする評論は許されない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...忘られぬままに若い人の心に強い根を張らせひそかに成心を植えつけて...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...あらかじめ人を陥(おとしい)れようとする成心の上に打ち立てられた職業である...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...『万葉集』巻四に「三熊野之浦乃浜木綿百重成心者雖念直不相鴨(みくまぬのうらのはまゆふももへなすこころはもへとただにあはぬかも)」という柿本人麻呂の歌がある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...少くとも自分自身を説服しようという無邪気ならぬ心組から何物をも求めようという成心のなかるべき懺悔の心を失いつつあった...
三木清 「語られざる哲学」
...彼には今決して少しばかりも成心があるのではなかつた...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...まことや成心は悟の道の稻麻竹葦(たうまちくゐ)にして...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...私の予想は成心(せいしん)ではなかつた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...強(しひ)て其成心を動かさんとはせず...
森鴎外 「舞姫」
...強(し)いてその成心を動かさんとはせず...
森鴎外 「舞姫」
...強て其成心を動かさんとはせず...
森鴎外 「舞姫」
...成心なく虚心坦懐(きょしんたんかい)にその生きた現実と取組むことこそ...
矢部貞治 「政治学入門」
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