...「懼怖(おそれ)の王」は死を指したのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...また事の根われにありと言わば剣(つるぎ)を懼(おそ)れよ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...それが何かの神にとって神聖であるのだとおもって恐懼の念をもってすることをのぞむのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...薛老人は懼れて蛙神の祠へ往ってあやまったが...
田中貢太郎 「青蛙神」
...つまり太陽を懼(おそ)れないものだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...堕胎疑懼(ぎく)等...
外村繁 「澪標」
...すんだ懼えた眼を伏せて黙っていた...
豊島与志雄 「帰京記」
...然し……漠然とした危懼が私を囚えていった...
豊島与志雄 「死ね!」
...有何懼哉...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...祖国の将来に抱かずにおけない危懼(きぐ)…………...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...誠に恐懼の至りにござりまする...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...思慮のある男には疑懼(ぎく)を懐(いだ)かしむる程の障礙物(しょうがいぶつ)が前途に横(よこた)わっていても...
森鴎外 「雁」
...この疑懼(ぎく)の犠牲になったようなものである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...獣等懼(おそ)れうめく...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...君侯御自ら臣下の家へお越し給わるさえ恐懼にたえませんのに...
吉川英治 「三国志」
...――恐懼(きょうく)しているばかりが臣子の道ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...美塔の中の木乃伊(ミイラ)となってしまうことを懼(おそ)れたが...
吉川英治 「親鸞」
...キリシタンとなろうとしている者の疑懼を除きたい...
和辻哲郎 「鎖国」
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