「懇」の意味
親切で丁寧
小説での「懇」の使い方
...僕の最も懇意にしたのは正に滝田君に違いなかった...
芥川龍之介 「滝田哲太郎氏」
...」番兵はつひぞ昵懇(ぢつこん)のない人の事でも訊かれるやうに...
薄田泣菫 「茶話」
...梅村医師が懇意ずくで来診を求めた帝大のM―老博士も首を捻(ひね)ったくらいであったが...
徳田秋声 「縮図」
...私はあなたに懇願します...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...十四今日は島原の角屋で大懇親会...
中里介山 「大菩薩峠」
...比較的平和主義者であつた――を宮中にまねいて懇談された...
蜷川新 「天皇」
...別に御懇意を願ったわけじゃございません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...分別盛りの額(ひたい)を埋めての懇願です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...笹野樣とはごく御眤懇(ごじつこん)でな」正木吾平は懷中から一通の手紙を取り出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親の代からの懇意(こんい)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...チューブはソローハから懇ろにされるのはひとり自分だけだと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...持参したる数円金を出し懇談に及びしかば...
福沢諭吉 「蘭学事始再版序」
...だってシルバデール令夫人と懇意とは知らなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...警察で大議論やら大懇願の末...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...説明の懇切にして明快なること...
松村任三 「大植物圖鑑」
...落窪の部落にある農民道場からなども農作の仕方について話をしに来てくれるようにと懇請されているらしいが...
三好十郎 「樹氷」
...大衆作家と時代感覺文藝懇話會の席上か何かで...
吉川英治 「折々の記」
...再三の懇願をどうにも退(しりぞ)けかねていたので...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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