...しかし少しにても経済的のことならば改むるに憚(はばか)らずそれらは御考にて如何様(いかよう)とも可被成(なさるべく)候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...ひそひそとあたりを憚(はばか)るように...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...私は断言して憚(はばか)りませんが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...行先きが別に大してさう世間に憚かるといふほどの処でもなかつた...
徳田秋聲 「草いきれ」
...閣下の最も憚りたる西郷党を残滅して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...敵党の敬憚を受くる所以のものは此れが為めなり夫れ才は得易らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...また刑法を憚ったり...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...私はどうかしてよく訳がききたいと思ひある時みんなが悪性の腫物(はれもの)のやうに触れることを憚つて頭から鵜呑みにしてる孝行についてこんな質問をした...
中勘助 「銀の匙」
...表には憚るところがあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...今までの関係上主人夫婦の眼を憚(はば)からなければならない手紙なので...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...頭にある事を何でも口外して憚(はばか)らない健三の無作法も気に入らなかった...
夏目漱石 「道草」
...夫人も最後に来(きた)るべき二人の運命を断言して憚(はば)からなかった...
夏目漱石 「明暗」
...男子社会の不品行にして忌憚(きたん)するなきその有様は...
福沢諭吉 「日本男子論」
...諱(い)まず憚(はばか)らず...
穂積陳重 「法窓夜話」
...従僕拾うて渡すと芸子憚(はばか)り様(さま)と言いざまその僕の手とともに握って戴き取った...
南方熊楠 「十二支考」
...「憚(はばか)りさま...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...人間としての未熟さを忌憚(きたん)なく出している...
吉川英治 「新書太閤記」
...なんの憚(はばか)りもなく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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