「憎み」の意味
憎むこと
小説での「憎み」の使い方
...手力雄尊は素戔嗚の罪を憎みながらも...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...」とよく出来る大きな子が馬鹿にするような憎みきったような声で言って...
有島武郎 「一房の葡萄」
...例えば激情とか憎みとかいう字には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...もっと時が重なってくるとTと憎み合いにらみ合って暮らさなければならない日がくるかもしれないという事を考えずにはいられませんでした...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...隅田が娘の柳の前と云もの、関野が子の感応丸と互に契り、毎夜感応丸忍び出でて、池中に渡したる橋を渡りて、相遇いしことを、娘の母は継母なりしが、之を憎みて、一夜橋の板を放ち置く...
高木敏雄 「比較神話学」
...本当に憎み合つてゐる訳ではなかつた...
徳田秋聲 「和解」
...憎みが利(き)かないかねえ」「あれじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを憎みはしなかったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...勤王の志士を迫害することを憎み憎んでいる者なのだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...上役たる定明が深くこれを憎み怨(うら)んでいた...
中里介山 「法然行伝」
...そして伊藤公は――かなりな我儘(わがまま)をする人だというので憎み罵(のの)しるものもあればあるほど...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...性格上の根底から相憎み合つてゐる上からは...
牧野信一 「ゾイラス」
...愛も憎みも一つに解け合ふ...
三木清 「人生論ノート」
...憎みはただ附帯的にしか怒の原因となることができぬ...
三木清 「人生論ノート」
...それをいゝ事にして強(こは)もてにもててゐる下劣なるごろつきを自分は徹頭徹尾憎み度い...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...われをばよも憎みたまわじ...
森鴎外 「舞姫」
...蔡瑁を憎み憤った...
吉川英治 「三国志」
...古典が筆の裏に持っている憎みでもないし...
吉川英治 「随筆 新平家」
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