...――例えば十三頁にある「太陽の中で憇ふ(アロサ)」の如き...
石川欣一 「可愛い山」
...白髯橋をわたり玉の井に少憇し十二時歸宅...
心猿 「荷風翁の發句」
...新橋停車場前の或休憇所に車を降り...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...然しこの村の一農家の生垣をめぐらした庭内に憇ひ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...まづ草に坐(ざ)して憇(いこ)ふ時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...我輩の唯一の憇(いこ)ひの巣だ...
太宰治 「お伽草紙」
...憇ひの巣を期待するのが...
太宰治 「お伽草紙」
...されど旅客の來りて憇(いこ)ふものもなければか...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...名物あんころ餅は旅客の大方は憇ひて味ふところ...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...日を避けて憇へば...
長塚節 「草津行」
...賤家の籬外に憇ふ...
長塚節 「草津行」
...皆茲に至りて憇ふなり...
長塚節 「草津行」
...其に一茶店を得て憇ふ...
長塚節 「草津行」
...蒲團の一隅に憇(やす)んでゐた私の肘(ひぢ)がそれを押へつけてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...アルビオンの崖(がけ)の上に憇(いこ)つて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私の憇(いこひ)は破られた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この孤獨――人界からの放逐!憇(いこひ)の錨(いかり)が切れたばかりか...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私達は牧草を分けて一列の大きな楊柳の蔭で小憇した...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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