...彼女は最近憂欝な気分だと言っていた...
...彼の表情からは憂欝な雰囲気が漂っていた...
...憂欝な気分を和らげる方法を探している...
...憂欝な状態に陥らないように気をつけよう...
...憂欝な気分になっても、自分で対処する方法を持とう...
...不安や憂欝は、ほとんどなかった...
梅崎春生 「幻化」
...発信者は誰誰も彼も憂欝に閉ざされていた...
海野十三 「地球発狂事件」
...憂欝はながれる魚(うを)のかなしみにも似て...
大手拓次 「藍色の蟇」
...「――いやに、しけ込んだね」「憂欝なのさ」「ふん、憂欝か、――君でもね」「あんたなんか私のことを知らないよ」暫くすると、秀一は酔つて、癖で次第に青くなつてゐた、おしげは、その酔ひが今夜は彼女にも移つてきたやうに思はれた...
武田麟太郎 「一の酉」
...十時、電車通で別れる、昨夜飲み過ぎたので、何となく憂欝だ、どうせ行乞は出来さうもないから、電車をやめて歩く、俊和尚上洛中と聞いたので、冷水越えして緑平居へ向ふつもり、時々思ひだしたやうに行乞しては歩く...
種田山頭火 「行乞記」
...関門を渡るたびに、私は憂欝になる、ほんたうの故郷、即ち私の出張(マヽ)地は防府だから、山口県に一歩踏み込めば現在の私として、私の性情として憂欝にならざるをえないのである、といふ訳でもないが、同時にさういふ訳でないこともないが、とにかく今日は飲んだ、飲んだゝけではいけないので、街へ出かけた、亀山祭でドンチヤン騒ぎ、仮装行列がひつきりなしにくる...
種田山頭火 「行乞記」
...憂欝、倦怠、焦燥...
種田山頭火 「其中日記」
...何とはなしに憂欝になる...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...もはやこのまゝでは生きてはゐられないくらゐ憂欝な心持である...
田山録弥 「赤い鳥居」
...すぐ母親のもとにかけつけたものであるのに――母親はそれを自分のことのやうにして心配もすれば慰めもして呉れたものであるのに――母親があればこそ今まで死にもせずに生きて來ることが出來たと思はれてゐるのに――あのやさしいにこにこした顏があるために何も彼も慰められて來たのに――もしものことがあつたりしたら? 窕子はそこまで行くと深い憂欝に閉ぢられずにはゐられなかつた...
田山花袋 「道綱の母」
...僕は……僕は憂欝なんだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...頭脳が憂欝になつた...
徳田秋声 「花が咲く」
...充分に睡眠は取ったし、適度に食いまた飲んで、体力に不足もないが、ふしぎに憂欝だ...
豊島与志雄 「自由人」
...美津子も憂欝な眼色になった...
豊島与志雄 「春盲」
...その表情も単なる憂欝(メランコリー)であるような気がし...
豊島与志雄 「未来の天才」
...何となく憂欝(いううつ)だつた...
「處女作の思ひ出」
...憂欝になって座へ出る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
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