...慙愧(ざんき)殊に甚だし...
石原純 「杉田玄白」
...苦悶の指先にその名を書き止めた無慙の気持ばかりであった...
江戸川乱歩 「お勢登場」
...無慙にも、幼い茂少年は、もう母親の見境がつかず、まるで彼女を恨み重なる仇敵でもあるかの様に、倭文子の胸に武者振(むしゃぶ)りつき、柔かい肌に、けものの様な爪を立てて、かきむしり、かきむしるのであった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...無慙な赤はげが光っていた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...実に慙愧(ざんき)に不堪()ず...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...あゝ思慮(しりよ)、知識(ちしき)、解悟(かいご)、哲學者(てつがくしや)の自若(じゝやく)、夫(そ)れ將(は)た安(いづく)にか在(あ)ると、彼(かれ)は只管(ひたすら)に思(おも)ふて、慙(は)ぢて、自(みづか)ら赤面(せきめん)する...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...それはすぐ無慙な歪んだ顔に成り...
高見順 「かなしみ」
...かならず無慙(むざん)に失敗します...
太宰治 「風の便り」
...彼が昨晩ほね折つて貼りつけたばかりの電柱のビラが無慙にも剥ぎとられてゐるのを發見するときには...
太宰治 「猿面冠者」
...驚愕とも当惑とも慙愧ともつかぬ異常な表情が現われていたに相違ない...
辰野隆 「記憶ちがい」
...無慙の我を率ゆべく望むが故にまたこゝに...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...狂ふ無慙のかの息女――常に不法をたくらめる―― 875彼に父たる故をもてすべては君に相叛く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...喊聲に飽かざるトロイア誇傲の徒!汝ら無慙...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...憤悶(ふんもん)と慙恚(ざんい)とによって益々(ますます)己(おのれ)の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果になった...
中島敦 「山月記」
...無慙にも摧(くだ)かれたその残骸が...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...無慙な元吉の死体に取りすがって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...衆人これを聴いて大いに慙(は)じ入り...
南方熊楠 「十二支考」
...僧は此事の露顯を慙ぢて直ちに橋から川へ飛入つて死ぬと...
南方熊楠 「人柱の話」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の大谷翔平さん: 怪我で3試合連続欠場 ⚾
- 野球選手の石井大智さん: 左アキレス腱断裂から復活し、51試合連続無失点を達成🔥
- 野球選手の村上宗隆さん: 新人として初のシーズン30号本塁打を記録 ⚾
