...すこしブルブル慄(ふる)えながら現われた...
海野十三 「蠅男」
...不思議な戦慄が背中をはった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...ブレインは月明りの中によく敵の姿を見ながら敵の身体を斬り苛(さいな)むほど敵の憎んでおったんでしょうかな?」「実に凄惨だ!」とオブリアンは身慄いをした...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...スクルージは慄え上った...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...一たび埋伏の隊に入るとき何事も彼の戰慄起し得ず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私はあのとき感じた戦慄をもう一度味わうことになろう...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...何か戦慄を感じた...
永井隆 「長崎の鐘」
...お梅」藤堂平助は慄(ふる)えていたお梅の襟髪(えりがみ)を取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...ワナワナと慄(ふる)え出してしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...神経が小刻みに慄へて...
原民喜 「飢ゑ」
...自づから魂が戦慄した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...激しい戦慄と一処に唾を吐いたよ...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...ある戦慄(せんりつ)に似たものを感じた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...声だけは慄(ふる)えていたが上手(じょうず)に伝え...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...浄い人はお前の手を握ろうとして3830身慄(みぶるい)をするぞ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...慄えている婢に云った...
山本周五郎 「お美津簪」
...戦慄せよ...
夢野久作 「戦場」
...鬢(びん)のほつれ毛が二筋三筋にかかって慄(ふる)えているのが見えた...
夢野久作 「暗黒公使」
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