...ダンテやゲーテを精神上の祖先に持つことを愧ぢない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...私は慚愧(ざんき)します...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...愧づ可き最後を遂げし猿は...
高木敏雄 「比較神話学」
...慚愧(ざんき)、後悔の念に文字どおり転輾(てんてん)する...
太宰治 「酒ぎらい」
...慚愧(ざんき)に堪えず...
太宰治 「花吹雪」
...真個(しんこ)に佐久間の弟子たるに愧(は)じざるなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...我に愧(は)ずる所なきのみならず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...父や母に対して慚愧の至りに堪へぬ気を起したりした...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...正を守り義を取り俯仰(ふぎょう)天地に愧(は)じざる...
正岡子規 「曙覧の歌」
...冷たい沼の底へ落ちて行くような慚愧の念でなやまされた...
松永延造 「職工と微笑」
...いかような羽目にたちいたろうともわがこころに愧(は)じるところなく...
宮本百合子 「新しい潮」
...愧(は)づべきはかなたにありて...
森鴎外 「うたかたの記」
...見せびらかそうとする痩我慢であるのを深く密(ひそ)かに愧(は)じている...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...余りにも迂濶であるのは愧かしい事である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...奉公にある身が――と慚愧(ざんき)せずにはいられなかった...
吉川英治 「剣の四君子」
...慚愧(ざんき)と義憤におもてを焼いて――「すぐ拙者から慕蓉(ぼよう)閣下へ釈明しましょう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あの後の慚愧(ざんき)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...家兄の前に慚愧(ざんき)の手をつかえ...
吉川英治 「柳生月影抄」
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