...彼はその小説に感興して一気に読み終えた...
...彼女との会話がとても面白く、感興を持って聞いていた...
...その映画は観客全員が感興した...
...彼の話を聞いていると、どんどん感興が沸いてきた...
...彼女は自然の美しさに感興して、毎日散歩している...
...感興の来由するところ相邇(ちか)きをたづねて仮にわかてるのみ...
石川啄木 「一握の砂」
...此等の図書は陣中に読んで最も感興を覚えるもので...
市島春城 「読書八境」
...演奏藝術に對する純粹な感興によりも...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...果物籠に盛ったりしたのでは感興が薄い...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...感興の湧くまゝに無闇と沢山の創作を試みました...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...それで私は自分の空想の裡(うち)で特別の注意と感興とをもってそれを追究したが...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...あるいは偶然に読んだ詩編か小説かの中である感興に打たれたような場所に決めてしまう...
寺田寅彦 「案内者」
...渡航の以前にあっては落葉に対する感興の記憶は一つもない...
永井荷風 「写況雑記」
...ために大なる感興を引く事が多いのであります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...どうもそれほどに感興が乗らない」と東風君はしきりに羨(うら)やましがっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...美しいポプラの林ももう何等の感興を與へないのであらうと密かに思つた時...
「修道院の秋」
...讀書人(どくしよじん)夏目漱石(なつめさうせき)は勝負事(しようぶごと)には感興(かんきよう)を持(も)つてゐなかつたのであらうが...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...命にかけてもやつて見ませう」平次の若々しい顏には感興(インスピレーシヨン)にも似たものがサツと匂つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...熱と感興(かんきょう)にとぼしいものにならなければならないのです...
羽仁もと子 「親子の愛の完成」
...たゞ文学的感興の湧くがまゝに一つの文学作品を書いたとする...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...登山行動にはスポーツ的感興が常に伴うものであるが...
松濤明 「ピークハンティングに帰れ」
...些しも私の感興を唆(そそ)らなかった...
松本泰 「日蔭の街」
...ドラマチックなサスペンスと感興...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「怪奇小説の執筆についての覚書」
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