...それゆえあるいは行司(ぎょうじ)のわたくしに意趣を含んだかもわかりませぬ...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...なぜといえばそれは田川夫人が何か葉子を深く意趣に思ってさせた事で...
有島武郎 「或る女」
...「おい寝べえ」「兄(あん)さん先に寝なよ」「お前寝べし‥‥あしたまた一番に起きるだから‥‥戸締まりはおらがするに」二人はわざと意趣(いしゅ)に争ってから...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...強(しい)て方向(むき)を変えさせられた風の脚が意趣に砂を捲(ま)き上(あ)げた...
有島武郎 「カインの末裔」
...小さな弟子(でし)に向かって意趣晴らしをするのであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その意趣返しにふと思いついて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この馬子を斬らねばならぬ必要も意趣も...
中里介山 「大菩薩峠」
...長短凡そ三十篇、格調高雅、意趣卓逸、一讀して作者の才の非凡を思はせるものばかりである...
中島敦 「山月記」
...意趣か、悪戯(いたずら)か知らぬが、入費はいかほど嵩(かさ)もうと苦しゅうない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「手前(てめえ)は言い寄って弾(はじ)かれた意趣返しに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...意趣があらば私をお撃ち...
樋口一葉 「たけくらべ」
...雪さんに意趣(いしゅ)がえしをするなら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...本願他力の意趣にそむけり...
三木清 「親鸞」
...或いは山人の真の意趣に出たものと考えてもよいが...
柳田国男 「山の人生」
...ほンの意趣返(いしゅがえ)しの悪戯(わるさ)にしたことなので...
吉川英治 「江戸三国志」
...さては都の意趣を...
吉川英治 「私本太平記」
...武蔵に意趣のあるわけでもない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...何の意趣で打ってかかるか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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