...進んで自己を押し拡げ、自己を充実しようとし、そして意識的にせよ、無意識的にせよ、休む時なくその願望に駆り立てられている...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...半ば無意識的に浅草公園へ来た...
岩野泡鳴 「耽溺」
...意識的には無我の真情からそうするにしても結果においては先生にとって嬉しくないかもしれない...
寺田寅彦 「埋もれた漱石伝記資料」
...若干の新鋭な自然科学者は唯物論(唯物弁証法)に意識的に近づこうとしているのであり...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...意識的無意識的に彼を真似している文芸批評家や文芸批評家の候補者の数は甚だ多いと思うが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼の作品生産にはよほど意識的に抽出された或る何かの露骨な法則がなくてはならぬ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...デカルトの恐らく極めて意識的に注意を払った方針にも拘らず...
戸坂潤 「読書法」
...単に封建制から自生的乃至意識的に導き出された観念に光をあてなければならぬばかりではなく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...節煙の決心で書斎に坐っていると、うまいまずいの問題ではなく、殆ど無意識的に、いつしかやたらに煙草をふかしては、苦しい咳をしている...
豊島与志雄 「条件反射」
...意識的に努めれば...
豊島与志雄 「復讐」
...意識的に過去と未来とが自己矛盾的に現在に合一するということは...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...意識的に作られることは...
野口雨情 「螢の燈台」
...尖端とか云ふものを彼女は意識的に愛好した...
原民喜 「滑走」
...そこで日本の抒情詩に複式近代性を与へようと意識的に挺身したのが晶子さんであつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...作者自身までかなり意識的にも支配されて居ることが...
堀辰雄 「「神々のへど」」
...私は実に新しい相手へ向って無意識的に「代償」を実行したに相違ないではないか...
松永延造 「職工と微笑」
...お蝶は初めて意識的に...
吉川英治 「江戸三国志」
...(自分は、鎌倉殿の弟だ)というような自尊心から出る威張(いば)りかたなどは誰にもした例のない義経であったが、景時に対する時は、意識的にも、(下臣(かしん))と、いう態度で見た...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
