...覚えず心を惹きつけられてしまった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...人の心を惹きつけるやうな容貌を惠まれてこの世の中に出て來たのであつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...その化粧などに惹きつけられて...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...知らず識(し)らず舞台の世界へ惹き込まれて行く自分を見ることは意外であった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...人を惹きつける可愛らしさがあつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...この材料の間の法則的な関係を惹き出すべく数学的解析操作をしたり概念上の分析操作をしたりする...
戸坂潤 「辞典」
...出来るだけ有効な示唆を惹き出す方が...
戸坂潤 「読書法」
...それが更に僕を彼女の方へ惹きつけた...
豊島与志雄 「女と帽子」
...彼をますます彼女に惹きつけました...
豊島与志雄 「白蛾」
...そのことが却って私を惹きつけた所以かも知れない...
豊島与志雄 「程よい人」
...七人の一行にはなんの感じも惹きおこし得ないようだった...
久生十蘭 「地底獣国」
...英国に渡って極めて広汎にわたる人口論争を惹き起しており4)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし極めて小さいことによつてにせよ一旦生じたものは極めて大きな禍を惹き起すことが可能である...
三木清 「人生論ノート」
...この時は万引きみたいではなはだきまりの悪いおもいをするが私の態度が明らかに間が抜けているとみえて警官を煩わすほどの事件を惹き起したことは幸いにまだ一度もない...
森於菟 「放心教授」
...その口許(くちもと)に漂う微笑は私を限りなく惹きつけました...
柳宗悦 「民藝四十年」
...どちらも休之助を自分に惹きつけようとし...
山本周五郎 「風流太平記」
...伊兵衛はいつかその音調に強く惹きつけられている自分を感じた……大絃はそうそうとして急雨のごとく小絃は切々として私語のごとし...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...それが何となく異様に眼を惹きますのは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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