...もう一(ひと)つ爰(ここ)の景色(けしき)の中(なか)で特(とく)に私(わたくし)の眼(め)を惹(ひ)いたものは...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...あけみに惹(ひ)かれているためではないかとさえ思われた...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...間もなく同じ職場の仲間達の間に俄然いい反響を惹起しました...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...どうも私の脳(あたま)がそれに惹(ひ)き附けられ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いろいろの事件惹(ひ)き起す元になったのんです...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...海棠の雨に逢ひでもしたやうにかへつてその心を惹くらしく...
田山花袋 「道綱の母」
...東京弁の懐かしさに惹着(ひきつ)けられて...
徳田秋声 「あらくれ」
...又従来最も注目を惹いている批評が文芸批評乃至芸術批評であると云ったが...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...之がジードに対する同情を惹き起こす...
戸坂潤 「読書法」
...その眼に一寸興味を惹かれた...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...それにちょっと心惹かれて...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...山口は心惹かれた...
豊島与志雄 「塩花」
...波瀾の興味によって読者を惹きつけようとするものと...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...けれどもお延の疑いを惹(ひ)くには充分であった...
夏目漱石 「明暗」
...僕は何となく惹(ひ)きつけられていた...
原民喜 「鎮魂歌」
...ダンテとかリオナルド・ダ・ヴィンチとかに心を惹かれていた...
三木清 「読書遍歴」
...今日はまたそのほかの寂しい影も添って人々の同情を惹(ひ)いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近ごろになってまた宮の君にお心を惹(ひ)かれ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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