...そのようなおよそ火星人の気持を悪くするような言葉は...
海野十三 「火星兵団」
...悪くすると谷間へ落ちる様なことがないとも限りません...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...悪い酒は悪い書物と同じやうに頭を悪くするものなので...
薄田泣菫 「茶話」
...ただの道徳上の反逆は俗世間の評判を悪くする位が精々で...
戸坂潤 「思想としての文学」
...流行るものは何でも却って評判を悪くする傾きがある...
戸坂潤 「読書法」
...悪くすると雑文を書いて金をかせぐ主義だと常識は思っている...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...悪くすると死刑の宣告さえするようになるのじゃないかと考えたんですよ」「もし今でも教会的社会裁判だけしかなかったなら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...みんなの気を悪くするにきまっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんなに機嫌を悪くするか分らないようなその頃の伯父であったので...
中島敦 「斗南先生」
...悪くすると国賊取り扱いにされる...
夏目漱石 「三四郎」
...この頃伊香保へきて感じを悪くするやうなことは決してない...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...君はそうは言わなかっただろうな」ビアンションはその申し出に気を悪くすることもなく言い継いだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ポチは抱かれながら、身を藻掻(もが)いて大暴れに暴れ、私の手を舐(な)め、胸を舐(な)め、顋(あご)を舐(な)め、頬(ほお)を舐(な)め、舐めても舐めても舐め足らないで、悪くすると、口まで舐(な)める...
二葉亭四迷 「平凡」
...それを今の世には悪くすると大間違いの心がけがある...
村井弦斎 「食道楽」
...悪くすると一日明るくならずにしまうのだからな...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...それすら悪くすると...
吉川英治 「三国志」
...悪くすると、死罪かもしれない...
吉川英治 「平の将門」
...また悪くすると、その情熱が、刹那主義の求欲(きゅうよく)へ走ったり、みずから惑溺(わくでき)を求めて、みずから逸楽(いつらく)に亡ぼうと急いで行ったり、とかく若さと熱と夢のやりばに限(き)りもなく蝕(むしば)まれる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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