...東洋詩人の点茶(てんちや)を悦ぶと好一対(かういつつゐ)なりと云ふを得べし...
芥川龍之介 「骨董羹」
...されどわが姫を悦ぶ心はこれがために毫(すこ)しも減ぜず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...父も悦ぶでしょう」とり出したのが大型の画帳であった...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...これから旅立つ華やかなお嫁入りを悦ぶものの如く...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...黒馬博士と識るを得たことを悦ぶ者である...
海野十三 「地球要塞」
...しかし彼は蘇生したことを悦ぶ前に...
海野十三 「蠅男」
...不思議にも我が友のいたく悦ぶ所となつた...
萩原朔太郎 「愛の詩集」
...紅葉ありといつたやうな景色――を悦ぶやうな人や...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...常に人の憂うるを見て悦ぶを見ず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...書畫骨董を悦ぶ者あり...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...之を悦ぶこと甚だしく...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...さぞさぞ阿母の奴は悦ぶだらうね...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...彼もまた月光の恵みを悦ぶのかと僕も感じて籠り詰つたかの如き夢の息苦しさを...
牧野信一 「水車小屋の日誌」
...蛇家に入るをミが入ると悦ぶも...
南方熊楠 「十二支考」
...何の美女を誇り悦ぶべき...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...必ず悦ぶに違いありません...
村井弦斎 「食道楽」
...それもまた自分のこの上なく悦ぶことである...
柳田国男 「海上の道」
...これにも水を悦ぶという意味が持たせてあったのかも知れぬ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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