...是れは田園生活者の特に恵まれたる幸福である...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...恵まれた運命に感謝することさえ忘れている大それた諸君(みなさん)には...
谷譲次 「踊る地平線」
...恵まれた一日だつたことに間違はない...
種田山頭火 「行乞記」
...私は新らしい友人を恵まれた...
種田山頭火 「旅日記」
...宿の居心地がよいので、もう一日逗留することにして、行きあたりばつたり方々を見物する、人出が多い、恵まれた日曜だ...
種田山頭火 「道中記」
...日本も亦相当恵まれた国土である訳だが...
徳田秋聲 「佗しい放浪の旅」
...そのとき恵まれた着物のみが...
中里介山 「大菩薩峠」
...また思わぬ獲ものに恵まれたわけなのだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...何と世にも恵まれたものであろうぞ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...もっともドイツも岩塩には非常に恵まれた国であるが...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...この恵まれた肉体を装い飾らせる為に...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...自分は既にその乞食から一度の食を恵まれたわけである...
橋本五郎 「地図にない街」
...自分に天から恵まれた...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...栄え実った田辺家の盛んな姿に恵まれた幸運の徳を賞めたたえたくなるのだった...
横光利一 「旅愁」
...寺に泊って寝られる夜はもっとも恵まれた晩である...
吉川英治 「剣の四君子」
...こういう平和に恵まれたことか...
吉川英治 「新書太閤記」
...何という恵まれた晩だろうか――と彼が欣(よろこ)びの笑みをもらしていると...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...生前既に過分の名誉に恵まれた...
和辻哲郎 「鎖国」
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