...柳里恭は乞食の茶を飲んだり...
芥川龍之介 「僻見」
...襟を正して維盛が前に恭しく兩手を突き...
高山樗牛 「瀧口入道」
...「日本書紀」の允恭天皇の五年七月...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...恭平、どっちが早いか、やろうではないか」伊牟田は、それに答えもしないで、暫く黙っていたが「見渡すところ、その議論に於て、大久保に優るものなく、その明断に於て西郷に優る者なく、謂わば、これ、烏合(うごう)の徒だ」「何?」「俺はとにかく、一人で、江戸までの途中で、元兇共の一人でもいいから、討取りたい...
直木三十五 「南国太平記」
...でこでこの頭が二つ恭しく段のうへに据ゑられ...
中勘助 「銀の匙」
...ところを生れ得て恭謙(きょうけん)の君子...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...なかのよかつた恭一君が...
新美南吉 「かぶと虫」
...柳里恭とも棋園とも落款はなかつたと思ふ...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...恭敬小心の者なり...
南方熊楠 「十二支考」
...恭二は良吉の後継者と云う事になった...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...正直で気の弱い恭二は...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...お恭ちゃんは、只今顔剃りに出かけています、おしゃれして、親類へ行くのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私はお恭ちゃんをつれて林町からかえって来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...其父名は恭、箕陽(きやう)と号した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...イレエネはをぢさんの此一瞥を恭しく受け取つて...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...ただ数字の控えだけを恭(うやうや)しく手渡しすると...
夢野久作 「鉄鎚」
...サックの上から新しい半巾(ハンケチ)で包んで恭(うやうや)しく徳市に渡した...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...郷党の人々とつきあう時には恭順朴訥(きょうじゅんぼくとつ)であった...
和辻哲郎 「孔子」
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