...生きる為と云ふ動かすことの出来ない重大な自分のために恬然(てんぜん)としてゐます...
伊藤野枝 「青山菊栄様へ」
...而も、無為恬淡の、此時代は、到底久しく持続することを得ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...甚(はなは)だ恬淡(てんたん)に出来ていること...
谷崎潤一郎 「細雪」
...恬(てん)としてみずから怪しまず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...はぢめてのためしではあるが――)ほんとうに恬淡であつた...
牧野信一 「露路の友」
...後の名字は素問上古天真論の「恬憺虚無...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...雨歇風恬鳥乱鳴...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...署して「文政癸未孟春廿二日伊沢信恬識」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...信恬自有私見...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...妻で」恬然(てんぜん)として仲平は答えた...
森鴎外 「安井夫人」
...もの恬(しず)かなその姿には声をかけるさえ臆せられた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...恬(てん)として...
吉川英治 「鬼」
...勝敗は時の武運あらかじめ勝つとはお引受け致し難い」と膠(にべ)もなく恬淡(てんたん)として云ってのけた...
吉川英治 「剣難女難」
...恬然(てんぜん)として...
吉川英治 「三国志」
...恬(てん)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...恬淡(てんたん)の士は...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ自分ひとりの栄華(えいが)のためだけに――そんな小さい慾望だけのために――これほど大きな犠牲に恬然(てんぜん)としていられようか...
吉川英治 「新書太閤記」
...らいらく恬淡(てんたん)とみせながら...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
