...失敗しかけた事業をもとの通り早く恢復するには...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...博士が意識を恢復(かいふく)して...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...其れよりも十二分に健康を恢復して...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...故郷に於ける十年来の不名誉を恢復(かいふく)するのは...
太宰治 「善蔵を思う」
...恢復期の患者に特有の寛大な心から...
太宰治 「道化の華」
...肉体の疲労恢復(かいふく)と共に...
太宰治 「走れメロス」
...あの水の日の衝撃からまだ十分に恢復(かいふく)しきっていないらしく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...恢復期の奇妙に新鮮になっている久能の眼に初めて活字になった自分の名が...
豊田三郎 「リラの手紙」
...下巻へかかって暫くすると勇気を恢復(かいふく)して...
直木三十五 「死までを語る」
...お品(しな)は身體(からだ)の恢復(くわいふく)するまで凝然(ぢつ)として蒲團(ふとん)にくるまつて居(ゐ)れば或(あるひ)はよかつたかも知(し)れぬ...
長塚節 「土」
...恢復の見込なきまでに我が軍艦は撃ち破られ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...口でこそ言わぬが名誉恢復(かいふく)はこの一挙にありと期していたのだ...
平林初之輔 「五階の窓」
...わたしは、かれの、見得易からざる才分の、恰もゑんゑんたる春の波にもてあそばれて、恢々と、即ち、人生のための芸術の扉を開かれるのであります...
牧野信一 「浪曼的月評」
...肉體の元氣の恢復と共に...
水野仙子 「道」
...ああいう体だから恢復がむずかしいのですって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...御衰弱も少しずつ恢復(かいふく)していった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思量の均衡がやうやう恢復(くわいふく)せられると共に...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...それでもまだ恢復(かいふく)する望みのあるうちはよかった...
山本周五郎 「失蝶記」
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