...其處が恐ろしい處だ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...実に恐ろしい事だ...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...恐ろしい名まえです...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...暗い蔭と襞(ひだ)と妖怪とに充ち満ちた人間の恐ろしい脳髄の中に...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...こいつらは恐ろしい Panlogists だ...
大杉栄 「鎖工場」
...国粋何々会の会長と名乗る長髪の恐ろしい人も来る...
高浜虚子 「丸の内」
...自分の番の廻って来るのが恐ろしいようになるのでした...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...黒いまっすぐなぼんやりした恐ろしい十個たらずの影が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あすこの霜融(しもどけ)は雨よりも雪よりも恐ろしいもののように私の頭に染(し)み込(こ)んでいる...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...私は大急ぎで追つ驅けたんですから」「江島屋のすぐ前でやつたのは恐ろしい智慧だ」平次は何を考へたか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恐ろしい胆っ玉だ」「なんだって女のくせに勇次郎を殺す気になったのでしょう」「勇次郎がお道の性根を見抜いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...恐ろしい夢魔に惱まされてる...
萩原朔太郎 「宿命」
...豊田正子は恐ろしい子である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...恐ろしい危機にひんしていることが分かった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...または那(あ)のかはうそといふ奴が突然(だしぬけ)恐ろしい水音をさせて川に飛込むだり...
三島霜川 「水郷」
...他人より親のほうが恐ろしい場合もある...
山本周五郎 「さぶ」
...其處は恐ろしい執着をもつて何かを期待してゐるやうであつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...恐ろしい神罰を受ける怖れがあった...
和辻哲郎 「夢」
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