...怪しいか怪しくないか...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...そもそもその誇りなるものが怪しいと言わざるを得ない...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...すこぶる怪しいものだった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...見ようによっては何か怪しい興奮と疲労の迹(あと)かとも思われないこともないような紅潮が顔に差していたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...別に怪しい点も見えなかったそうでした...
豊島与志雄 「崖下の池」
...「怪しいといっても...
豊島与志雄 「白血球」
...この怪しい人影はお銀様であったのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...――そこで仙太親分は、若旦那と一緒に育って、お清さんに思いを掛けたことのある私が、怪しいと、睨(にら)みなすったわけで――」与母吉は泣き出しそうでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...必ず娘に留守番をさせました」「お前が一番怪しいと思ふのは誰だい」「へエ――」「遠慮なくいふがいゝ」「壁へ穴をあけて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少しでも怪しい者があったら引っ縛(くく)るようにと指図をしておいたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「だって見す見す怪しい人間を逃がしてしまったじゃありませんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それにしては何の怪しいところもない...
水野仙子 「女」
...こういつまでも帰らねいのを見ると何だか少し怪しいようだ...
村井弦斎 「食道楽」
...政情が大分怪しいことが判った...
柳田国男 「故郷七十年」
...怪しいと仰言るんで……ヘエ...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...ところがあの教会なら怪しい事はない...
夢野久作 「暗黒公使」
...怪しいと思われるのは...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...森囲いの怪しい家...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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