...性来一徹な父は何度わたしにせがまれても...
芥川龍之介 「雛」
...性来頗(すこぶ)る器用人で...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...性来の狷介と懶惰とズボラとが文壇にも累をなし...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...弁当をぱくついてゐた雪堂といふ百人頭は性来(うまれつき)齦(はぐき)の勁(つよ)い...
薄田泣菫 「茶話」
...もしか性来(うまれつき)脚が達者だつたら...
薄田泣菫 「茶話」
...性来(せいらい)武ばったことのすきなたちで...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...性来の巧妙なる話術...
谷崎潤一郎 「客ぎらい」
...性来蚯蚓が大嫌いである彼も...
豊島与志雄 「秋の幻」
...性来の御経験が無いのはあなたの幸福ではありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は性来(しょうらい)騒々(そうぞう)しい所が嫌(きらい)ですから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...芸ごとにかけても彼女は性来が驚くべき不器用で...
牧野信一 「小川の流れ」
...性来なまけもので...
松本泰 「日蔭の街」
...性来なまけものの私は...
松本泰 「日蔭の街」
...農業者がその性来の怠惰心を克服し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...自分の器官が性来従順であることを知っている者は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かれ性来の勇気ではなくて一時の腹立ちまぎれにすぎなかったろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...梁山泊(りょうざんぱく)を立つさい、あれほどかたく、道中では一切酒を禁じ、杯を持たぬと誓って出てきたのに、持ったが病か、性来の単純さか、酒を見たがさいご、何ともはや、自分で自分の処理がつかない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...性来の淫婦といっても...
吉川英治 「新・水滸伝」
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